背後の人間

自分の背後にいた人間たちは、個性が強かった。


ネットマナーの専門家が何名もいた。
常識人もいれば、過激な人もいた。
法律に詳しい人も、そうでない人もいた。
初心者に優しい人も、初心者を恨む人もいた。


問題の原理主義者たちに近い考えの人もいたが、見識が広く、結論は普通の原理主義者と違った。
自分もやや違う分野の原理主義者だが、自分の未熟さを思い知らされた。


属する文化圏が複数に渡ったため、自分の背後でも複数のバトルが展開された。
自分は背後でのバトルには不快感を感じなかった。同じ議論でも違うものだ。
自分は背後からこそメッタ刺しにされたのだが。